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ブロックチェーンゲームとは?関連性が深いNFTやGameFiといった概念についても解説

更新日:2024/1/10 公開日:2023/11/28

ここ数年、各種イベントやセミナー、会議などで、「ブロックチェーンゲーム」という単語を見聞きする機会が増加しています。ブロックチェーン技術を活用したゲームのことですが、「既存のオンラインゲームと何が違うのだろうか」と感じている方もいるのではないでしょうか。

そこで、本記事ではブロックチェーンゲームがどのようなものなのかを詳しく解説します。ブロックチェーンゲームならではの魅力や、関連性が深い「NFT」、最近話題の「GameFi」といった概念もご紹介するので、ぜひ最後まで目を通してください。

ブロックチェーンゲームとは?

ブロックチェーンゲームとは、暗号資産の基盤技術である「ブロックチェーン」を活用したゲームのことです。「NFTゲーム」とも呼ばれます。

イーサリアムのスマートコントラクト機能を利用した『CryptoKitties』というゲームが、2017年にサービスを開始して人気を博したことにより、世界中のメディアで取り上げられるようになりました。

なお、『CryptoKitties』では、猫のキャラクターを育成したり売買したりすることが可能で、絶頂期には20万米ドル相当を超える価格でキャラクターが取引されたケースもあります。

キャラクターやアイテムなどがNFT化されている

通常のオンラインゲームの場合、キャラクターやアイテムはゲーム運営会社のサーバー内に保存されているデータです。そのため、プレイヤーの資産ではなく、自由に売買することはできません。

しかし、上述した『CryptoKitties』をはじめとするブロックチェーンゲームでは、キャラクターやアイテムがNFT化されており、ブロックチェーン上で分散管理されるため、プレイヤーの資産として自由に取引できることを覚えておきましょう。

代替不可能なトークン「NFT」

NFTとは「Non Fungible Token」の略であり、唯一無二の価値を有するトークンのことです。日本語では「非代替性トークン」「代替不可トークン」などと訳されます。なお、多くのNFTは、イーサリアムのトークン規格「ERC721」または「ERC1155」に基づいて発行されており、イーサリアムのブロックチェーン上で取引することが可能です。

Fungible(ファンジブル)とは「代替不可能」という意味であり、通常のトークンとは異なり、NFTは「1点もの(世の中にひとつしか存在しないもの)」であることを理解しておきましょう。

誰かが保有している1BTC分のビットコインと、別の誰かが保有している1BTC分のビットコインの価値は同じです。しかし、NFTの場合、それぞれのトークンは唯一無二の存在であり、「著名人がサインしたTシャツ」のような価値を有します。

ブロックチェーンゲームの魅力

以下は、ブロックチェーンゲームならではの魅力です。

  • 不正行為を抑制できる
  • ゲーム会社の都合でサービスが終了になる心配がない
  • キャラクターやアイテムなどが「資産」になる

それぞれについて詳しく説明します。

不正行為を抑制できる

ブロックチェーンゲームでは、ブロックチェーン上に取引が記録され、誰もが閲覧できるため、データの改竄や不正行為の防止に役立ちます。

データは世界中のノード(コンピューターなど)に分散保管されており、全てを同時に改竄することは、現実的には不可能です。

ゲーム会社の都合でサービスが終了になる心配がない

通常のオンラインゲームの場合、運営会社の都合で突然サービスが終了になったり、仕様が大幅に変更されたりすることがあります。アップデートによって、武器や防具などの性能が弱体化するケースもあるでしょう。

しかし、ブロックチェーンゲームでは中央集権型のサーバーや管理者が存在しないため、このような心配がありません。

キャラクターやアイテムなどが「資産」になる

上述したように、ブロックチェーンゲームの場合、キャラクターやアイテムなどがNFT化されているため、プレイヤーの「資産」になります。

通常のオンラインゲームでは、時間をかけてキャラクターを育成したり、武器などを取得・強化したりしても、そのデータを売買することはできません。しかし、ブロックチェーンゲームなら自由にマーケットプレイスで取引することが可能です。

最近、「GameFi」という概念が注目されている

最近、「GameFi(ゲームファイまたはゲーミファイ)」という概念が注目されています。GameFiとは、「Game(ゲーム)」と「Finance(ファイナンス、金融)」を組み合わせた造語であり、2019年に中国で開催されたブロックチェーン関連イベントで登場しました。

誕生したばかりの用語なので、明確に定義が定まっているわけではありませんが、「プレイすることで、経済的価値(ゲーム外の現実世界においても価値があるNFTなど)を獲得できるゲーム」「分散型金融(DeFi)の要素があるブロックチェーンゲーム」といった意味で使用されています。

ゲームをプレイすることで暗号資産を稼げる「Play to Earn(P2E)」というジャンルも、GameFi の一種です。

ブロックチェーンゲーム関連銘柄の売買で稼ぐことも選択肢のひとつ

ブロックチェーンゲームでキャラクターやアイテムを育成・取得・強化し、NFTを売却することで稼ぐ方法のほかに、「ブロックチェーンゲーム業界で利用される銘柄」に投資して、購入時点よりも高くなったら売却するという方法もあります。

例えば、ブロックチェーンゲーム開発プラットフォーム「Enjin Platform」(イーサリアムのERC1155規格に準拠したNFTなどを発行するためのプラットフォーム)において利用される暗号資産「エンジンコイン(ENJ)」が該当します。

なお、Enjin Platformを開発しているEnjin社(Enjin Pte. Ltd)は、これまでに「Microsoft」「サムスン電子」「スクウェア・エニックス」といった有名企業と業務提携をした実績があります。

ブロックチェーンゲーム関連銘柄の売買をするなら、「クリプトマネージ」を活用しよう

上述した「エンジンコイン」など、ブロックチェーン関連の暗号資産を売買するのであれば、確定申告・納税に備えて日頃から記録を作成したうえで、損益計算を正確に実行しなければなりません。

手作業で計算することも可能ですが、多大な時間・労力を要します。ヒューマンエラー(計算ミスや転記ミス)も発生しやすいので、ITツールで損益計算を自動化するほうが良いでしょう。

おすすめのITツールは、株式会社イー・ラーニング研究所の「クリプトマネージ」です。暗号資産の専門知識を有する税理士が開発に携わっており、最新の税法に合わせて随時計算ロジックが自動改訂されるので、安心してご利用ください。

対応銘柄は約9,400種類で、国内・海外の主要取引所のデータや、パソコンなどのウォレットにも対応しています。売買のデータはもちろん、ハードフォークやレンディング、DeFi、ICO投資などのデータも管理することが可能です。

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監修者情報
水野 崇(CFP®︎ / 1級FP技能士) HP
水野総合FP事務所代表。キャリア20年超の現役トレーダー。相談、執筆・記事監修、講師、取材協力などマルチに活躍するファイナンシャルプランナー。

2003年、30歳で子どもの誕生を機に早期退職し、株式専業トレーダーに転身。これまでに年間最高売買代金350億円超、月間最高利益2414万円を達成。投資の収益で都内新築不動産を現金一括購入。

現在は独立系FPとして年間100名以上の個別相談に対応、月20本以上の執筆・監修に携わる。大学や事業法人などで講師を務め年80回登壇。学校法人専門学校では非常勤講師として「投資の授業」を毎週行う。

【保有資格】CFP®︎認定者|1級ファイナンシャル・プランニング技能士|宅地建物取引士|日本証券アナリスト協会検定会員補|証券外務員1種 他
【メディア掲載実績】毎日新聞|朝日新聞|中日新聞|東京新聞|朝日中高生新聞|物流産業新聞社|Yahoo!ニュース|女性自身|プレジデントオンライン|日本FP協会 他多数
水野総合FP事務所代表。キャリア20年超の現役トレーダー。相談、執筆・記事監修、講師、取材協力などマルチに活躍するファイナンシャルプランナー。

2003年、30歳で子どもの誕生を機に早期退職し、株式専業トレーダーに転身。これまでに年間最高売買代金350億円超、月間最高利益2414万円を達成。投資の収益で都内新築不動産を現金一括購入。

現在は独立系FPとして年間100名以上の個別相談に対応、月20本以上の執筆・監修に携わる。大学や事業法人などで講師を務め年80回登壇。学校法人専門学校では非常勤講師として「投資の授業」を毎週行う。

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