「アルトコイン」について徹底解説!将来性のある銘柄の選び方もご紹介
暗号資産投資に興味・関心をお持ちの方は、1度は「アルトコイン」という単語を見聞きした経験があるはずです。ただし、数多くの銘柄があるので、「どれに投資するべきなのだろうか」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。
そこで、本記事では、アルトコインがどのようなものなのかを詳しく解説したうえで、アルトコインに投資するメリット・デメリットや、将来性のある銘柄の選び方もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
アルトコインとは
アルトコイン(altcoin)とは、ビットコイン以外の暗号資産を総称する用語です(「alternative coin(オルタナティブコイン)」の略称で、「ビットコインの代替コイン」という意味)。下表に、代表的なアルトコインとして「イーサリアム」および「XRP(リップル)」の特徴をまとめました。
イーサリアム |
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XRP(リップル) |
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上記以外にも、無数の銘柄が存在します。銘柄ごとに特徴が異なるので、内容を精査・比較したうえで、どれに投資するのかを決めましょう(将来性のあるアルトコインの選び方については、記事後半で詳述)。
アルトコイン投資のメリット
以下は、アルトコイン投資のメリットです。
- ボラティリティが大きく、売買で利益を出しやすい
- 少額から投資できる
それぞれについて詳しく説明します。
ボラティリティが大きく、売買で利益を出しやすい
長期的な投資であれば、ボラティリティ(一定時間内の値動きの幅・激しさ)が小さくても問題ありません。しかし、短期的な売買で利益を出したいのであれば、なるべくボラティリティが大きい銘柄を選択するほうが良いでしょう。
ビットコインに比べてアルトコインのボラティリティは大きく、激しく価格が上下するため、短期的な売買で利益を出しやすい傾向が見受けられます。
少額から投資できる
少額から投資できることも、アルトコインの魅力です。アルトコインの価格は、いずれの銘柄もビットコイン価格よりも低いため、元手資金が少ない方でも無理なく投資できます。
なお、2024年7月上旬時点では、ビットコインの価格が1千万円前後であるのに対し、イーサリアムの価格は50万円台、XRP(リップル)の価格は70円台です。
アルトコイン投資のデメリット、注意点
アルトコイン投資には、メリットだけではなく、以下に示すようなデメリット、注意点もあることにご留意ください。
- 多くの銘柄ではビットコイン価格との連動性が高く、分散投資にはならない
- 詐欺的な銘柄も存在する
それぞれについて詳しく説明します。
多くの銘柄ではビットコイン価格との連動性が高く、分散投資にはならない
「多種多様なアルトコインを購入・保有すれば、ある銘柄の価格が下落しても、ほかの銘柄でカバーできるため、全体としては損失を抑えられる」とお考えの方がいるかもしれません。
しかし、多くの銘柄ではビットコインとの価格連動性が高く、ビットコインの価格が上昇すると連動して価格が上がり、ビットコインの価格が下落すると連動して価格が下がる傾向があります。そのため、数多くのアルトコイン銘柄を保有していても、分散投資になりにくいことにご留意ください。
分散性を充分に高めたいのであれば、暗号資産というアセットクラス内における銘柄の分散に加えて、株式・ETF・投資信託・債券・法定通貨(米ドルやユーロなど)・金(ゴールド)といった異なるアセットクラスへの分散も検討しましょう。
詐欺的な銘柄も存在する
アルトコインのなかには、詐欺的な銘柄も存在するのでご注意ください。詐欺的な銘柄を避けたい場合は、日本の金融庁に登録されている「暗号資産交換業者」の取引所に上場されている銘柄を選ぶほうが良いでしょう。
なお、言語面・法律面でのハードルも高いので、暗号資産投資の初心者は、海外の取引所に上場されている銘柄を購入することはおすすめできません。
将来性のあるアルトコインの選び方
以下は、将来性のあるアルトコインを選ぶために心がけるべきことです。
- ホワイトペーパーを熟読する
- 出来高(取引量)を確認する
- 上場している取引所の数をチェックする
それぞれについて詳しく説明します。
ホワイトペーパーを熟読する
公式サイトにアクセスしてホワイトペーパーの内容を熟読し、将来性があるかどうかを判断してください。
なお、英語で記載されているケースが多いので、語学が苦手な方は、機械翻訳ツールで日本語に変換したうえで読むことをおすすめします。AIツールに翻訳させたり、記述内容を要約させたりするのも良いでしょう。
出来高(取引量)を確認する
世界中の人々から「有望である」と受け止められている銘柄に関しては時価総額が大きく、活発に売買されるため、出来高(一定時間内の取引量)も多い傾向が見受けられます。
ホワイトペーパーを読んでも将来性について判断できない場合は、時価総額・出来高が大きい銘柄に投資することもご検討ください。
上場されている取引所の数をチェックする
上場されている取引所の数をチェックすることも欠かせません。多くの取引所に上場されている場合は、有望な銘柄である可能性が高いことを認識しておきましょう。
また、暗号資産取引所に上場されるだけではなく、ETFとして承認され、証券会社で取り扱われているかどうかも、銘柄を選ぶうえで重要なポイントです。なお、2024年7月上旬時点では、イーサリアム現物ETFが米国証券取引委員会(SEC)によって最終的に承認されるかどうかが注目されています。ETFが証券会社で取り扱われるようになった場合、イーサリアムの価格が上昇するかもしれません。
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