DApps開発プラットフォーム「Cardano」の暗号資産(仮想通貨)!「ADA」について徹底解説
暗号資産(仮想通貨)に興味・関心がある方は、一度は「ADA(エイダ)」という銘柄について見聞きした経験をお持ちではないでしょうか。なお、ADAは日本国内の取引所でも取り扱われていますが、暗号資産投資の初心者は、「どのような銘柄なのか良く分からない」とお悩みかもしれません。
そこで、本記事では、「これから暗号資産投資をはじめる予定」「投資を開始したものの、詳細を把握している銘柄は、ビットコインやイーサリアムだけ」といった方に向けて、暗号資産のADAについて徹底解説します。ADAが利用されるプラットフォーム「Cardano(カルダノ)」や、ADAの取引方法もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
暗号資産(仮想通貨)のADAとは?
ADAは、2015年にチャールズ・ホスキンソン氏によって考案された暗号資産であり、2017年9月に正式運用が開始されました。「Cardano」というプラットフォームで利用されるトークンであり、「ADA」という名称は、19世紀の女性数学者で、世界初のプログラマーとしても知られているエイダ・ラブレス氏に由来します。
なお、2023年12月上旬時点において、ADAは時価総額ランキング8位の銘柄です。
DApps開発プラットフォーム「Cardano」で利用されるトークン
ADAは、DApps(分散型アプリケーション)開発プラットフォーム「Cardano」で利用されるトークンです。
なお、DAppsとは、ブロックチェーン上でスマートコントラクトによって実現されるアプリケーションのことで、中央サーバーや中央集権的な管理者は存在しません。データはP2Pネットワーク上で共有され、分散管理されているため、特定の人物が改竄できない仕組みになっています。
ADAおよびCardanoの開発者であるホスキンソン氏は、日本に居住していた際に日本人の知人と一緒に「日本版イーサリアムを創る」という目標を掲げ、2015年9月から2017年1月の期間に実施したICOで資金調達を行ったうえでプロジェクトを開始しました。
Cardanoとは?
上述したように、CardanoはDApps開発プラットフォームであり、現在は「医療・保健」「教育」「流通・小売」「金融」「農業」など、幅広い分野でDAppsを開発するための汎用的なプラットフォームとして活用されています。
ただし、以前は主に「オンラインカジノのプラットフォーム」として利用されていました。以下、プラットフォームの使われ方の変遷をご紹介します。
オンラインカジノのプラットフォームとして利用されてきた
Cardanoのプラットフォームがローンチしてから、普及促進のために、ユースケースのひとつとして「ADAを用いたオンラインカジノ」の開発を行うことが計画されます。その結果、Cardanoはしばらくの間、主にオンラインカジノのプラットフォームとして利用されることになりました。
しかし、「ギャンブル」に悪い印象を抱く人々が多いことから、逆に普及促進の妨げになると判断され、途中で方針が変更されます。
現在はDApps開発のための汎用的なプラットフォームとして活用されている
2023年12月時点においては、Cardanoは「DAppsを開発するための汎用的なプラットフォーム」として、用途・目的を限定することなく、さまざまな分野・領域で活用されています。
なお、2021年9月に実装された独自のスマートコントラクト機能「Plutus(プルータス)」により、「イーサリアムのスマートコントラクト機能よりも優れている」という評価も散見されるようになりました。
ADAを取引する方法
ADAは、国内・海外問わず、数多くの取引所に上場されている銘柄です。ただし、海外取引所における取引は言語や法律の面でハードルが高いため、暗号資産投資の初心者には推奨できません。
おすすめは、日本語で問い合わせることが可能な「日本国内の取引所」で売買すること。日本の法律が適用され、万が一トラブルが発生した場合は、日本の裁判所に訴訟を提起できるので安心です。
ADAは国内の取引所にも上場している
以下は、ADAを取り扱っている国内業者の例です。
- GMOコイン:「販売所形式」および「つみたて暗号資産」で取り扱い
- DMM Bitcoin:「レバレッジ取引」で取り扱い
- bitbank:「販売所形式」および「取引所形式」で取り扱い
- BITPOINT:「販売所形式」および「取引所形式」で取り扱い
- SBI VCトレード:「販売所形式」で取り扱い
利用者と業者の間で売買する「販売所形式」のほか、利用者間で売買する「取引所形式」で取り扱われているケースや、「レバレッジ取引」でのみ取り扱われているケースなど、業者ごとにサービスの内容(取引の形態)が異なります。各社の公式サイトで各種手数料やスプレッドなどを確認したうえで、ご自身に適した業者を利用しましょう。
ステーキングで報酬を得ることも可能
ADAでは、コンセンサスアルゴリズムとして、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)の一種である「ウロボロス(Ouroboros)」が採用されていることを把握しておきましょう。ウロボロスは独自に開発されたPoSであり、「一定量のADAを保有しているネットワーク参加者のなかから、ランダムに選ばれた承認者」によって合意形成が行われます(保有量が多くなるほど、承認者になる確率が上昇)。
PoSが採用されているため、ADAの保有者は「売買」のほかに「ステーキング」で報酬を得ることも可能です。具体的には、パソコン用ウォレット「ダイダロス(Daedalus)」にADAを預け入れたうえで「ステーキングの委任機能」を利用すれば、ブロック生成報酬の一部を受け取れるようになります。
ADAを売買するなら、損益計算を自動化できる「クリプトマネージ」で管理しよう
ADAの売買やステーキングによって所得を得たら、日々の取引記録を参照しながら損益計算を実施したうえで、税法に基づいて確定申告・納税を行う必要があります。なお、手作業で計算することも可能ですが、多大な時間・労力がかかり、計算ミスや転記ミスも発生しやすくなるので推奨できません。
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税法は頻繁に改正が実施されるものですが、クリプトマネージの計算ロジックは、最新の税法に合わせて随時改訂される仕組みになっているので安心してご利用ください。
クリプトマネージは、国内・海外の主要取引所のデータに対応しているほか、手元のウォレットのデータも手動で取り込めます。そのため、ADAをパソコン用ウォレット「ダイダロス」に入れてステーキング報酬を得る場合も、クリプトマネージで管理することが可能です。
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