暗号資産(仮想通貨)も投資対象として検討を!コツや注意点をご紹介
物価上昇が続き、「老後資金が4,000万円不足する」というニュースが話題となる昨今、NISAやiDeCoといった制度を利用して投資を開始している方も多いでしょう。
なお、「多種多様なアセットクラスへの分散投資」という観点からは、投資先として一般的な株式・債券・ETF・REIT・金地金(ゴールド)だけではなく、暗号資産(仮想資産)もポートフォリオに組み込むことで、リスク軽減を図れます。
本記事では、暗号資産も投資対象の一つとして検討すべき理由を詳しく解説します。そのうえで、暗号資産投資の方法や、投資を成功させるコツ、注意するべき点もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
暗号資産(仮想通貨)も投資対象の選択肢として検討しよう
世の中には、株式、債券、ETF、REIT、金地金(ゴールド)など、多種多様な投資対象が存在します。そのほか、実物の不動産に投資をしている方もいるでしょう。これらのアセットクラスは、昔から慣れ親しまれてきたものですが、今後は暗号資産などへの投資も検討すべきです。
さまざまな種類のアセットに分散投資していると、あるアセットが値下がりしても、別のアセットが値上がりすることでカバーできます。ポートフォリオに暗号資産も組み込めば、これまでよりも分散の度合いが増し、リターンのブレを小さくすることが期待できるでしょう。
暗号資産投資の方法
以下は、暗号資産投資の主な方法です。
- 取引所での売買
- マイニング/ステーキング
- レンディング
- NFT
各方法について詳しく説明します。
取引所での売買
1つ目は、暗号資産取引所で売買する方法です。長期的に保有するのであれば、毎月一定金額の現物を少しずつ購入し続ける「積立投資」がおすすめです。価格が低いタイミングでは多めに、価格が高いタイミングでは少なめに購入することになり、平均購入価格が下がります。
取引所によっては、「現物の売買」だけではなく、「レバレッジ(証拠金)取引」も可能な場合があります。レバレッジ取引とは、証拠金を担保として口座に預け入れたうえで、最大で証拠金の2倍までの金額で売買を行う仕組みです。
現物そのものを売買するわけではなく、トレードで発生した損益について決済が行われることにご留意ください。思惑通りの方向に動けば大きな利益を得られますが、思惑と反対方向に動くと多大な損失を被る可能性があるので注意しましょう。なお、現物取引とは異なり、「売り」からエントリーして買い戻すことによって、相場の下落局面でも利益を出せます。
マイニング/ステーキング
2つ目は、マイニングやステーキングで利益を得る方法が挙げられます。マイニングとは、コンセンサスアルゴリズムとして「プルーフ・オブ・ワーク」を採用している銘柄に関して、計算力を提供することで取引を承認し、対価として報酬を得る仕組みです。
ステーキングとは、コンセンサスアルゴリズムとして「プルーフ・オブ・ステーク」を採用している銘柄を保有し、ロック状態(自由に送金できない状態)にすることで、取引の承認に参加する仕組みです。対価として報酬を獲得できます。
レンディング
3つ目は、レンディングで利益を得る方法です。レンディングとは、保有している暗号資産を第三者(暗号資産交換業者など)に貸し付けて貸借料を得ることを意味します。
コンセンサスアルゴリズムの種類は関係なく、業者が対応している銘柄であれば預け入れるだけで利益を得られるので手間がかかりません。
NFT
4つ目は、NFTで利益を得る方法が挙げられます。
近年、NFTアートやブロックチェーンゲームのキャラクター・アイテム(武器など)をNFT化したものが高額で取引されるケースがあるので、投資対象として検討してはいかがでしょうか。
暗号資産投資を成功させるコツ
以下は、暗号資産投資を成功させるコツです。
- 余剰資金で投資する
- ご自身の性格・生活スタイルに適した投資方法を選ぶ
- 情報収集を怠らない
それぞれについて詳しく説明します。
余剰資金で投資する
投資である以上、損失が出る可能性があることにご留意ください。失っても問題ない「余剰資金」の範囲で投資することを心がけましょう。
生活に必要な資金(家賃・食費・電気代・ガス代など)を投資に回してはいけません。
ご自身の性格・生活スタイルに適した投資方法を選ぶ
ご自身の性格や生活スタイルに適した投資方法を選ぶことも重要です。
例えば、長時間モニターを眺めることが苦手な方や、仕事や家事などで多忙な方は、放置しているだけで稼げるステーキングやレンディングを選択すると良いでしょう。
情報収集を怠らない
暗号資産投資を行う場合は、各銘柄の将来性や、法規制などに関しての情報収集を怠らないようにしましょう。
具体的には、暗号資産交換業者や業界団体(一般社団法人日本暗号資産取引業協会および一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会)の公式サイトを定期的に閲覧し、各暗号資産のホワイトペーパーや、コミュニティで交わされている議論、SNSで流れてくる情報もこまめにチェックすることをおすすめします。
暗号資産投資の注意点
以下は、暗号資産投資を行う際の注意点です。
- 海外取引所を利用する場合は、法制度や言語の違いに注意
- 税法に基づいて適切に確定申告・納税を行う
それぞれについて詳しく説明します。
海外取引所を利用する場合は、法制度や言語の違いに注意
海外取引所では、日本語に対応したサービスを提供していないケースが多く見受けられます。また、日本と海外では、法制度も異なることにご留意ください。万が一、トラブルが発生した場合は、外国の法律に基づいて、外国語で紛争処理が進められます。
語学が苦手な方や、海外の法律に基づく紛争処理を避けたい方は、国内の取引所を利用するほうが良いでしょう。
税法に基づいて適切に確定申告・納税を行う
暗号資産投資をする場合は、税金のことも考えておかなければなりません。納税は国民の義務であり、暗号資産投資で所得を得た場合は、税法に基づいて適正に確定申告・納税をする必要があります。
納めるべき税金があるにもかかわらず、確定申告・納税をしなかった場合、税務調査や追徴課税を受ける可能性があるのでご注意ください。
暗号資産投資をするなら、確定申告に備えてクリプトマネージで損益計算を!
上述したように、暗号資産投資で所得を得たら、税法に基づいて確定申告・納税をしなければなりません。確定申告に備えて、日々のトレードの記録を作成し、損益を計算しましょう。なお、手作業で実施することも可能ですが、計算ミス・転記ミスなどが発生しやすいので推奨できません。
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