暗号資産(仮想通貨)の積立投資とは?メリットやデメリット、心掛けるべきことをご紹介!

更新日:2024/7/8 公開日:2024/7/8

暗号資産(仮想通貨)に投資する際には、短期的な視点ではなく、長期的な視点で積立をすることもご検討ください。定期的に(例えば、毎月・毎週・毎日)一定金額分の暗号資産をコツコツ購入し続ければ、平均取得価格が抑制され、利益が出やすくなるでしょう。

本記事では、暗号資産投資を開始する予定の方やすでに開始している方に向けて、暗号資産の積立投資について徹底解説します。メリットやデメリット、暗号資産の積立投資をする際に心掛けるべきことをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

暗号資産(仮想通貨)の積立投資とは?

近年、NISAやiDeCoといった制度を活用し、積立投資(株式・ETF・投資信託といった金融商品を定期的に購入し続け、目標額に到達するまで運用する投資手法)を実施する方が増加しています。

なお、NISAやiDeCoの対象外ではありますが、暗号資産でも積立投資は可能です。暗号資産の積立投資とは、定期的に(例えば、毎月・毎週・毎日)一定金額分(1万円分・千円分など)の暗号資産(ビットコイン・イーサリアムなど)を購入し続ける投資方法です。暗号資産交換業者によっては、手動で買い付ける方法の他に、定期的に自動購入する設定も可能な場合があります。

 

暗号資産の積立投資のメリット

以下は、暗号資産の積立投資のメリットです。

 

  • 平均購入価格が下がる
  • 手間がかからず、多忙な方でも投資できる
  • 少額から投資できる

 

それぞれについて詳しく説明します。

 

平均購入価格が下がる

暗号資産の価格は常に変動しています。例えば、ある瞬間に1BTC=650万円であったにもかかわらず、少し時間が経過すると1BTC=600万円に下落していることも珍しくありません。1BTC=650万円のタイミングで一括でビットコインを購入してしまうと高値つかみとなり、利益が出る(1BTC=650万円を超える)までに時間を要するでしょう。

しかし、定期的に一定金額分の暗号資産を購入する(購入するタイミングを分散する)積立投資を選択すれば、高い価格で購入してしまう場合もあれば、安く購入できる場合もあるため、トータルでは平均取得価格が抑制されます

 

手間がかからず、多忙な方でも投資できる

上述したように、暗号資産交換業者によっては、積立投資の自動設定に対応している場合があります。

そのような仕組みを用意している業者を利用すれば、買い付けの手間がかかりません。仕事や育児、介護などで忙しく、定期的にパソコンやスマートフォンで購入することが困難な方でも投資が可能です

 

少額から投資できる

積立投資では、定期的に一定金額(1万円・千円など)の暗号資産を機械的に購入することになりますが、1回当たりの購入金額を少なくすれば、負担を時間的に分散できます。例えば、月に千円くらいの積立金額であれば、無理なく続けられるでしょう。

現時点における元手資金が少なくても、コツコツと買い付けを続けることで、積もり積もって将来的には大きな投資額になります。

 

暗号資産の積立投資のデメリット

以下は、暗号資産の積立投資のデメリットです。

 

  • 短期的に大きな利益を得られない
  • 暗号資産投資に関する知識・スキルを習得しにくい

 

それぞれについて詳しく説明します。

 

短期的に大きな利益を得られない

積立投資は、長期的な視点で資産形成する(「老後資金」「マイホーム購入資金」「子どもの教育資金」などを蓄える)ための手段です。

定期的に一定金額分(1万円・千円など)の暗号資産を買い続け、目標金額に達するまでは日本円に戻しません。そのため、短期的には大きな利益を得られないことにご留意ください。

 

暗号資産投資に関する知識・スキルを習得しにくい

自動積立機能を利用していると、値動きを見る機会が減少し、マーケットや技術の動向に鈍感になる場合があります

暗号資産に関連したテクノロジー・サービスは常に進化しているので、日々ニュースをチェックし、能動的に知識・スキルの習得に努めましょう。

 

暗号資産の積立投資をする際に心掛けるべきこと

以下は、暗号資産の積立投資をする際に心掛けるべきことです。

 

  • 余剰資金で投資する
  • 価格変動に一喜一憂しない
  • 積立金額を頻繁に変更しない

 

それぞれについて詳しく説明します。

 

余剰資金で投資する

投資は、人生・生活を豊かにするための行為です。投資する金額は、家計に過剰な負担がかからない範囲にすることを心掛けましょう。積立投資の資金を捻出するために食費などを切り詰め、日々の生活が苦しくなるようでは本末転倒です。

あくまでも余剰資金で投資を実施してください。生活に必要な資金(家賃・食費・通信費・水道光熱費など)を投資に回してはいけません。

 

価格変動に一喜一憂しない

暗号資産の価格は常に揺れ動いており、しばしば急騰したり急落したりします。価格が大きく変動すると、不安を感じて「保有する暗号資産を売却して日本円に換えるべきなのだろうか」とお考えになるかもしれません。

しかし、長期的なチャートを眺めると暗号資産の価格は上昇しており、今後も上昇していくことが予想されます。短期的な値動きに一喜一憂せず、機械的に積立投資を続けましょう

 

積立金額を頻繁に変更しない

暗号資産の積立投資をする際には、頻繁に積立金額を変更するべきではありません。感情を排し、一定金額をコツコツと機械的に積み立てることが「ドル・コスト平均法」の恩恵を受ける上で重要です

ドル・コスト平均法とは、定期的に(毎月・毎週・毎日)一定金額分の暗号資産を買い付ける(価格が高いタイミングでは少ない数量を、価格が安いタイミングでは多くの数量を購入する)ことにより、平均取得価格を抑制する手法です。相場の変動に惑わされて、買い付ける際に毎回購入金額を変更していると、平均取得価格を抑制できません。

 

暗号資産の積立投資をするなら、クリプトマネージで損益計算を自動化しよう

積立投資は永遠に続けるわけではなく、目標金額に到達したら売却し、日本円に戻すことになります。日本円に戻した時点で購入時点よりも価格が上昇していた場合、所得が発生するため、税法に基づいて適正に確定申告・納税をしなければなりません。日頃から確定申告に備えて取引の記録を作成し、記録に基づいて税額を計算しましょう。

なお、手作業で記録を作成して損益を計算することも可能ですが、多大な時間・労力を要する上に、計算ミスや転記ミスといったヒューマンエラーも発生しやすいので推奨できません。ITツールを用いて損益計算を自動化するべきです。

おすすめの損益計算自動化ツールは、株式会社イー・ラーニング研究所の「クリプトマネージ」です。ビットコインやイーサリアムといったメジャーな銘柄からマイナーな銘柄まで約9,400種類の暗号資産に対応しており、国内・海外の主要取引所のデータをスムーズに取り込めるので、ぜひご活用ください(手元のウォレットのデータも手動で対応可能)。

クリプトマネージの開発には、暗号資産の専門知識を有する税理士が携わりました。移動平均法・総平均法のどちらでも計算可能であり、最新の税法に合わせて随時計算ロジックが改訂されるので安心です。

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監修者情報
金子 賢司 HP
東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。
以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はジャザサイズ。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。

【保有資格】CFP
東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。
以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はジャザサイズ。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。

【保有資格】CFP

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会社名 株式会社イー・ラーニング研究所
代表取締役 吉田 智雄
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