初心者必見！ビットコインの買い方を詳しく解説

ビットコインとは？

ビットコインとは、「Satoshi Nakamoto（サトシ・ナカモト）」と名乗る匿名の人物が開発した暗号資産です。

「ブロックチェーン」と呼ばれるP2Pネットワーク上で取引履歴を分散保管する仕組みにより、トランザクションの改竄防止や二重取引の防止が実現され、マイニングによって新規にビットコインが発行されます。法定通貨（日本円、米ドル、ユーロなど）とは異なり、発行者・管理者は存在しません。

なお、マイニング（mining、採掘）とは、「ブロックチェーンに新しい取引データを繋げる際に、膨大な計算によって間違いや不正がないことを検証し、対価として新しく発行されるビットコインを受け取ること」を意味する用語です。

ビットコインの買い方

ビットコインを購入する方法は、以下の2種類に大別されます。

• 個人間取引
• 暗号資産（仮想通貨）交換業者

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

個人間取引

1つ目は、家族・友人・知人・同僚といったリアルで顔を合わせる機会がある人物と対面で取引し、パソコンやスマートフォンなどにインストールした「ウォレット」にデータ（秘密鍵）を格納する方法です。身近な人がビットコインを保有している場合は、選択肢の1つとしてご検討ください。

暗号資産（仮想通貨）交換業者

「身近にビットコインを保有している人がいない」「保有している知り合いはいるけれども、暗号資産交換業者の口座内で保管しているので、対面で直接取引できない」という方は、暗号資産交換業者を利用しましょう。

なお、資金決済法の改正（2020年5月1日施行）により、「仮想通貨交換業者」は旧称となっていることにご留意ください。現時点における法律上の正式名称は「暗号資産交換業者」です。

また、「インターネット上で検索してヒットした業者が、国内業者ではなく海外業者だった」という可能性もあるのでご注意ください。海外業者で取引をすることは違法ではありませんが、「日本語でのサポートを受けられない」「日本の法律が適用されず、トラブルになった場合に法的措置を講じることが難しい」といった問題もあるので、初心者にはおすすめできません。

ちなみに、金融庁の公式サイト上に「暗号資産交換業者として登録されている業者の一覧」が掲載されています。国内業者なのか海外業者なのかをチェックする際に活用してはいかがでしょうか。

暗号資産交換業者でビットコインを購入する方法

暗号資産交換業者でビットコインを購入する場合、以下の2つの方法を選択することが可能です。

• 販売所
• 取引所

それぞれについて詳しく説明します。

販売所

販売所とは、暗号資産交換業者と利用者（顧客）との間でビットコインを売買する方式です。

なお、「販売価格は1BTC＝300万円、売却価格は1BTC＝290万円」というような具合に、販売価格と売却価格の間に一定の差（スプレッド）が存在するため、購入直後に売却すると損失が生じます。

取引所

取引所とは、利用者同士でビットコインを売買する方式です。取引価格は、需給によって決定されます。注文量が表示される「板」を使って取引が行われるため、株式などのトレード経験がある方であれば親しみやすいでしょう。

暗号資産交換業者によっては販売所しか設置されていないケースもあるので、各社の公式サイトで詳細をご確認ください。

暗号資産交換業者の選び方

以下は、暗号資産交換業者を選ぶ際にチェックするべきポイントです。

• 手数料
• 出来高（取引量）
• 取引ツールの操作性
• サポート体制
• セキュリティ対策

まず、手数料がどのくらいかかるのかを確認しましょう。売買で利益を出すためには、少しでも手数料が安い業者を選ぶべきです。

加えて、取引所方式で売買を繰り返すのであれば、出来高（取引量）が充分にあることも、業者を選ぶうえで重要になります。出来高（取引量）が少ない業者を選んでしまうと、注文を出してから取引が成立するまでに要する時間が長くなるのでご注意ください。

操作しやすい取引ツール（アプリ）が提供されているかどうかをチェックすることも、業者を決めるうえで欠かせないポイントです。使いにくいツールを提供している業者を選んでしまうと、操作ミスをして損失を出してしまう可能性が高くなります。

サポート体制を確認することも大切です。初心者の場合、電話によるサポートを実施している業者を選ぶほうがよいでしょう。

セキュリティ対策が充分に講じられていることもご確認ください。具体的には、「2段階認証によって不正ログインを防ぐ仕組みが構築されているか」「ビットコインなどをコールドウォレット（インターネットに繋がっていないウォレット）で保管しているか」といった点をチェックしましょう。

過去に「大手暗号資産交換業者が常時ホットウォレット（インターネットに繋がっているウォレット）で暗号資産を保管していたところ、何者かによって盗まれた」という事件も発生しているため、各業者の公式サイトを閲覧し、保管の方法を把握しておくことをおすすめします。

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ここまでビットコインの買い方や、暗号資産交換業者の選び方をご紹介してきました。しかし、ビットコインの売買をするのであれば、確定申告に備えて「損益の計算」についても考えておく必要があります。

手作業で損益の計算を行うことも可能ですが、多大な時間と労力を要し、計算ミスや転記ミスなども発生しやすいので推奨できません。

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ところで、「税法は頻繁に改正されるので、ツールを使って正しい計算結果になるのか不安」という方がいるかもしれません。クリプトマネージなら、最新の税法に合わせて随時計算ロジックを改定する仕組みになっているので安心です。

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