FXと暗号資産(仮想通貨)取引の違いとは?暗号資産のレバレッジ取引についても詳しく解説!
暗号資産(仮想通貨)に関心のある方は、「FX取引と暗号資産取引はどこが異なるのか」「暗号資産のレバレッジ取引(暗号資産FX)とは何か」を気にされることが多いでしょう。
本記事では、FX取引および暗号資産取引のメリット・デメリットや、暗号資産のレバレッジ取引(暗号資産FX)がどのようなものかを詳しく解説したうえで、これらの違いを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
FX取引とは?
FX(Foreign Exchange)取引とは、「元手となる資金(証拠金)を預け入れることにより、最大25倍(国内業者の場合)の金額で、さまざまな国家や超国家組織(EUなど)の法定通貨(日本円・米ドル・ユーロなど)の売買が可能な仕組み」です。
FX取引は、CFD(Contract For Difference)取引の一種 であり、日本語では「外国為替証拠金取引」と訳されます。CFD取引とは、「原資産(法定通貨・貴金属・暗号資産など)の受け渡しは実施せずに、売買によって生じた価格差のみを損益としてやり取りする仕組み」で、「差金決済取引」とも呼ばれます。
FX取引のメリット
FX取引のメリットは、少ない資金を預け入れるだけで、大きな金額でトレードできることです。そのため、思惑通りの方向に価格が変動すれば、大きなリターンを得られます。
また、「買い」からでも「売り」からでもエントリーできるため、下落局面でも利益を出せることも魅力です。そのほか、「低金利通貨を売って高金利通貨を買うポジション」を保有している場合、「スワップポイント(スワップ金利)」を受け取れます。
FX取引のデメリット・注意点
FX取引では、思惑と逆方向に価格が変動した場合、預け入れた証拠金以上の損失が生じ、借金を背負うリスクがあります。ハイリスク・ハイリターンな取引であることを理解し、値動きが激しい局面では売買を控えることもご検討ください。
また、土曜日・日曜日にトレードできないことも、FX取引のデメリットです。
暗号資産取引とは?
暗号資産とは、資金決済法第2条第14項において、以下の性質を有する財産的価値と定義されています。
- 不特定の者に対して代金の支払いなどに使用可能で、かつ、法定通貨(日本円・米ドル・ユーロなど)と相互に交換できる
- 電子的に記録され、移転できる
- 法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカードや電子マネーなど)ではない
単に「暗号資産取引」と表現する場合は、暗号資産の現物の売買を意味することが一般的です。
暗号資産取引のメリット
FXの場合、土曜日・日曜日は売買できません。しかし、暗号資産の場合、24時間365日売買できます。仕事や家事などで忙しい方は、平日の早朝・深夜・休憩時間や土曜日・日曜日にトレードしてはいかがでしょうか。
また、値動きが激しいため、思惑と同じ方向に価格が動いた場合に大きなリターンを得られることも、暗号資産取引のメリットです。
そのほか、コンセンサスアルゴリズムがプルーフ・オブ・ステークの暗号資産に関しては、売買するだけではなく、ステーキングで利益を得ることも可能です。ステーキングとは、一定量の暗号資産をロックする(預け入れる)ことにより、「バリデーター」と呼ばれる取引の検証作業を担う立場になり、作業の報酬として暗号資産を受け取れる仕組みです。
暗号資産取引のデメリット・注意点
現物取引の場合、「売り」からはエントリーできません。暗号資産の値動きは激しいため、「これから価格が上昇するだろう」と予想して購入しても、その直後に予想に反して大きく値下がりするケースもあるでしょう。短期的に売買して利益を得る投資スタイルの場合、一定金額以上価格が下落した時点で、それ以上の損失拡大を回避するために売却を余儀なくされる可能性があります。
ただし、メジャーな銘柄(ビットコインなど)に関しては、長期的には価格が右肩上がりの傾向が見受けられます。メジャーな銘柄を長期間保有して値上がりを待つ投資スタイルであれば、短期的な値動きに一喜一憂する必要はありません。
暗号資産のレバレッジ取引(暗号資産FX)とは?
暗号資産の売買を実施する場合、現物取引のほかに「レバレッジ取引」という選択肢もあります。レバレッジ取引とは、預け入れた資金(証拠金)の最大2倍(個人が国内業者を利用してトレードする場合)の金額で暗号資産のトレードできる仕組みです。「暗号資産FX」と呼ばれることもあります。
なお、「レバレッジ(leverage)」とは、本来、「梃子(てこ)の原理・作用」という意味です。金融分野では、「少ない元手資金で大きな金額を動かす」という意味で用いられます。
法定通貨のFX取引と同様に、暗号資産のレバレッジ取引(暗号資産FX)でも、「買い」からでも「売り」からでもエントリーできます。そのため、下降トレンドが続く局面でも、「売り」からエントリーし、価格下落後にポジションを決済する(買い戻す)ことで利益を出すことが可能です。
ただし、思惑通りの方向に価格が変動した場合には多くのリターンを得られる反面、思惑と逆方向に価格が変動した場合には大きな損失が発生するリスクがあることを認識しておかなければなりません。
FX取引と暗号資産取引の違い
下表に、FX取引と暗号資産(現物およびレバレッジ)取引の主な違いをまとめました(いずれも2026年1月時点で国内業者を利用した場合)。
| FX取引 | 暗号資産の現物取引 | 暗号資産のレバレッジ取引(暗号資産FX) | |
| 取引可能時間 | 土曜日・日曜日以外 | 24時間365日 | 24時間365日 |
| 「売り」からのエントリー | 可能 | 不可 | 可能 |
| レバレッジ倍率 | 最大25倍 | 1倍(レバレッジなし) | 最大2倍 |
| 課税方式 | 申告分離課税 | 総合課税 | 総合課税 |
2025年12月26日に閣議決定された「令和8年度税制改正の大綱」において、金融商品取引法を改正し、暗号資産で得た所得の課税方式を「分離課税」に移行する方針が示されているので、動向を注視しましょう。なお、改正法の施行後(2027年以降)に適用される方針であり、少なくとも2026年に得た所得の課税方式に関しては従来と同じ「総合課税」が継続されます。
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暗号資産の売買で所得を得たら、税法に基づいて確定申告・納税の義務を履行しなければなりません。日々、取引に関する記録を作成し、その記録を踏まえて損益計算を実施してください。手作業で実施することも可能ですが、多大な時間・労力がかかり、ヒューマンエラーも発生しやすいため、ITツールを活用して損益計算を自動化しましょう。
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